高音質で音楽を楽しみたい人がこだわるべきオーディオ機器とは？

高音質で音楽を楽しみたい人がこだわるべきオーディオ機器とは？

高音質で音楽を楽しむためには、入力された音楽信号を純水に増幅してスピーカーに出力できるアンプが必要です。
そのためには、強力な電源を搭載し、シンプルな回路で構成されたアンプが必要です。
高級なアンプにはスイッチやつまみは必要最小限しかありません。
むしろ、アンプで音質調整をしなければならないシステムにこそ問題があるからです。
そして、スピーカーは、広い帯域をカバーできるように構成することと、豊かな低音を実現できる大型のシステムが必要です。
音はスピーカーのコーンを震動させ、それを空気に伝えて聞こえるようになるので、面積の小さなコーン紙つまり小口径のスピーカーでは低音の迫力はありません。
音質にこだわるなら15インチ38cm以上の口径をもつウーファー(低音用スピーカーユニット)と6.5インチ16cm程度の口径を持つスコーカー(中音用)、ホーン型のツイーター(高音用)も搭載したスピーカーシステムが必要です。
さらに、雑音のない音質より、雰囲気のある音質の望むなら、CDやハイレゾ音源すなわちデジタルオーディオではだめで、レコードを再生できるアナログオーディオを構成すべきです。
そして、アナログであれば、300Bなど直熱型のトライオード(三極管)やKT88などのビーム管を使ったオール真空管アンプが望ましいです。
最後に忘れてはいけない重要なオーディオ機器が、リスニングルームです。

中古のオーディオ機器購入の際に気をつけるべきこと

お小遣いに余裕があるなら、オーディオ機器の購入について前向きに考えてみましょう。
今では沢山のメーカーが独自の製品をリリースしています。
選択肢はかなり豊富です。
製品によって特徴は異なりますので、事前によく比較検討したいところです。
話題の高音質なデータを再生出来るオーディオ機器もありますし、動画を再生する機能があったり、スマートフォンのようにゲームアプリで遊べる製品もあります。
ただ、お小遣いを節約したいと考えている方は新品ではなく中古の製品を買うべきです。
特に最近では新製品と一世代前の中古製品の間に、劇的なスペック差がなくなってきました。
要するに多少古くても実用に欠ける面はなく、むしろあえて一世代前の製品を買った方が費用対効果が高まります。
ただ、中古のオーディオ機器には原則としてメーカー保証は付かないと理解しておきましょう。
またユーズド製品ですので、傷や汚れが目立つ事もあるかもしれません。
更に後で、自分の手で本体や利用するソフトのアップデートをする必要がある等、やや手間は掛かります。